【食と健康の井戸端会議】プロジェクトを始めています!

食品学の専門知識を活かし、以下の内容で市民講座的なことをユル〜く始めています。いや講座という堅苦しいものでなく、食や健康に関する考えを共有する場というイメージです。講演依頼をお待ちしていますので気軽にご連絡ください。

 

✅提供できる話題の例

①「野菜はなぜ身体に良いの?

野菜は身体に良いと言われ、肉の食べすぎは良くないと一般的に考えられています。健康成分が肉にも多かったらいいのに!でも、そもそも健康成分はなぜ野菜に多いんだろ?、という素朴で重要な疑問にお答えします。

 

②「健康食品て結局どうなの?効くの?

トクホに機能性表示食品…よーわからん!という方におすすめ。私の見解は【効く例は非常に少ないと思われる】ですが、そう考える理由について臨床試験結果の例を含めて説明します。

 

③「ポリフェノールってどんな栄養素?

実は栄養素ではなく異物(不要物)。どちらかと言うと身体に悪い物質なのに一定の健康効果を示す。この一見、矛盾した事実について、「ホルミシス」という謎のキーワードを使って解説します。たとえば「なぜ緑茶カテキンで脂肪が燃えるか?」についての理由もホルミシスの概念で合理的に説明ができます。

 

④ 「ウソ情報に振り回されないために

研究成果を発表する場合に、学会と論文という二つの方法があります。どちらのハードルが高いと思いますか?実はこの二つの発表方法に関する労力には雲泥の差があります。こうした話にリテラシー問題を絡め、健康情報の読み取り方のヒントについてお話します。

 

※上のトピックどれか1つに絞っても良いですし、全てという欲張りコースでも対応できます。

 

✅講演時間

質疑含めて1-2時間程度

※質疑が大事なので充分に時間を取ります

 

謝礼

不要です

※遠方の場合は交通費をお願いするかも知れません

 

最低必要人数

やはり5名くらいは…(上限はありません笑)

 

できれば

液晶プロジェクターとスクリーンがあった方が説明しやすいです

※ない場合はプリント配布で対応します

 

参加者の義務【重要】

後日でよいので感想文を書いて頂きます(字数は自由)。これが私の〈リアル報酬〉となるのでたくさん書いてもらえると喜びます。

※いわば「投げ銭感想文」

 

講演依頼や質問ある方は以下までお気軽にご連絡ください。

Eメール(村上 明):sftnetts@gmail.com

 

研究の一部は税金を使って実施していますので遠慮は無用です(県大なので特に兵庫県在住の方)。ですが、条件によってはご希望に沿えない場合もありますので予めご了承ください。また、基本的に先着順で検討させて頂きます。

 

プロフィール(参考)

 

これまでに頂いた感想(一部抜粋)

 

第3回 2024年1月9日(姫路市)

 

 

健康食品は取り入れない主義でしたが、今日の話を聞いてやっぱり、それでいいんだとわかりよかったです。和食の1975年型に近づく努力をしたいと思います。情報は信じすぎないことが大事なのだが自分から情報を調べることの大事さを知りました。有難うございました。

 

「目からウロコ」の楽しくてためになるお話を有難うございました。

 

''体は食物でできている''。毎日の食事の大切さを益々思いました。酵素が全く効かないという事は目からウロコでした。納得するお話が多く有意義でした。

 

We are what we eat.この文が全てを表している。やはり、バランスの良い食事をとることが一番大切だという事だと思う。いろんな情報をそのままうのみにするのではなく、自分でちゃんと調べるべきだと思う。食事と運動の大切さと再認識した。なかなかわかりやすい説明でおもしろかった。

 

ファイトケミカルについて知らなかったがより分かりやすい説明でよかったです。トクホと運動効果について大変よくわかりました。コレステロール、酵素、乳糖、グルテンについて誤解していましたがよくわかりました。また機会があればお話をお聞きしたいです。

 

わからないことがたくさんあったので大変勉強になりました。自分が正しいと思っていたことが合っていたり、ぜんぜん知らない、わからないことが解明できたので大変勉強になり、たのしく聞くことができてよかったので、また機会があれば聞きたいです。

 

普段、何気なく食事をしていましたが、今日、改めて食生活がいかに大切かを学ばせて頂きました。できるだけ1975年代の食事が続けられるよう努力していきたいです。年がいくたびに薬も増え、サプリも必要かと思い、続けているが、今一度、考え直していかねばと思いました。貴重な講演、有難うございました。

 

とてもいまの私の生活にあった講演でした。野菜のファイトケミカルの本当の意味が知れました。「酵素は効かない」はびっくりでした(寝る前にとっていたので)。高い物なのでやめようと思います。グルテンフリーしてます。なぜ悪いか?思えばしっかり知識として調べていなかったのでよく自分で考えて食生活をよくしていこうと思いました。

 

楽しい講演でした。サプリ等も良いと思って摂っていたが無理して摂取することないと思いました。トクホも酵素もびっくりです。今日の話もうのみにしたらダメだそうです。講師先生はすごく楽しく話してくださるので楽しく拝聴しました。

 

今日は食について考えさせられる機会を頂き有難うございました。情報に惑わされずに健康的な食生活、、子供の頃、ひと昔前の食生活が大事なのだと気づかされました。

 

必須アミノ酸、ファイトケミカル、ポリフェノールに対する知識が深まった。トクホと機能性表示食品の表示を気にしていたが、違いが理解できた。酵素についてマスコミの情報に惑わされていたがすっきりした。牛乳のカルシウム補給が重要であることは同感。大変勉強になりました。バランスのとれた食事を続けていきたいと思う。

 

年を重ねるうちに体調の変化と共に何かしら不安な気持ちで、色々な情報に惑わされながら、健康食品やサプリメントについつい頼ってしまう。全く信じているわけではないが、一応、試してみて結果が納得しなければやめる。日々の生活で基本はバランスの良い食事という事は理解しているが、常に完璧なことはできないが、意識して生活することが大事かもと思っています。またお話を聞くことができればと思います。

 

第2回 2023年6月11日(門真市)

 

伝えたいという想いを持って講義してくださっているのが感じられとても響きました。特に、多少のストレスは気にしなくていい、全体のバランスで考えるといったことを認識できてよかったです。このような講義を定期的に受けられたらいいなあと思いました。

 

今日の話を聞いて、まずはこの内容を家族や友人に共有したいと思いました。食に関する情報が研究され、どんどん新しくなっていきますが、その新情報をキャッチできる機会は、普段よく聞くニュースより低いと思います。自分で情報をキャッチする、正しいかどうかを判断する力を身につけないといけないと感じました。

 

とてもおもしろかったです。要はバランスなんですね。人間の体が自ら整えていく能力が備わっていることが面白かったです。

 

本日は有難うございました。とてもわかりやすく興味深く、蒙をひらかれる講義でした。今までこのようなお話を聞く機会がなかったことが残念なくらいです。(中略)息子が生まれてからやはり農薬や添加物に神経を使うようになりました。妄信しているような人の話を聞くとやっぱりもっと徹底しなくては..と思ったりもしてしんどかったですが今日のお話で楽になりました。

 

食をテーマに仕事をしている関係もあり、自分なりのこだわりで健康神話を持たれている方が多いので、そのような方々にも聞いて頂きたいと思う内容でした。私自身も、できるだけバランス良く、心地よいものを選んで食べたいと思ってはいるものの、色んな情報に流されていることに気付け、そして少しホッとし、これからの食生活を楽しんでいきたいと思いました。

 

興味深い話を有難うございました。コロナ報道以降、メディア情報への不信感を持っていますので、情報は常に更新し、いろんな側面から柔軟に考えて行動することの大切さを再認識しました。また、人間の身体はまだまだ未知で不思議で有能なものだなと感心しました。情報を探す中で、食品添加物、農薬に対して避けたいという気持ちが大きいですが、先生のお話から、もう少し方の力を抜いてもいいのかな?、人間の身体は素晴らしいと思えました。

 

本日は貴重な話を有難うございました。日頃、サプリで栄養素を補う方が周りに多く、色々すすめらているんですが、サプリと食品では栄養の吸収率が異なって、食品で摂取する方が対価的にも良いという話を信じてサプリをとらなかったことがまあまあ正しかったのかもと確認できてよかったです(ちょっと安心しました)。ただ、今後、加齢と共に食べる量も減るし、食品から摂取できる栄養素が減ることが気になっています。

 

第1回 2022年10月8日(大阪市)

 

先生の分かりやすい話に4つの話題すべてに引き込まれました。ひとつひとつの話題に、自分の経験や思っていたことを重ね合わせながら、なんとなくこうなんちゃうかなぁと漠然と思っていた経験からの推測に、データで裏付けされたり、知らなかったことをわかりやすく説明して頂き新たなことを知った楽しさや、そこからなにか気になることが増えるかもな楽しみや、言葉やメディアとの考えをお聞きできたり共感したりと、とてもとても刺激的な時間でした。動画でなにかを教えてもらうのとは違う空気感も久しぶりで新鮮でした。

 

『食べること』が人生の楽しみの上位を占める者として、とても興味深い内容のお話で、学びの多い2時間でした。植物に含まれるファイトケミカルが、実は身体から拒まれるということが特に印象的でした。詳しい出典は失念しましたが(もしかするとTwitterで流し読みしたものだったかも知れません)、ヒトが食べているもの、特に植物由来の食品が、他の生き物にとっては有害であることが多いので、人間の食べ物を迂闊にペットに与えないように、という意味合いのことを、具体例を挙げて説明する文章を比較的最近読んだことを思い出しました。第二回もあるのでしたら、また是非参加したいと思います。

 

大学の教授から論文や科学的根拠に基づいた情報を聞ける機会がなかなかないので貴重な機会となりました。普段ネットからの情報などで、なんとなく理解していた情報に厚みが増したり、自分が知っていた内容が実は間違っていたりと、気づきがたくさんありました。適度なストレスを体内に与えてあげることで防御機能を高めている点は、なるほどと思いました。

 

同時に最近よく耳にする「殺菌」、「無菌」も良いものなのか疑問に感じる部分もありました。現代社会は、一部の視点から見た時に「悪」となるものは、完全に「悪」とされ、無知の世間がそれに乗せられ、徹底的に責めたり、無くしていこうとする風潮があると感じます。食だけでなく全てにおいてそんな気がしております。ただ、様々な視点から物事を見るにも、情報が溢れすぎて情報の取捨選択が難しくなっているのも事実だと思います。「信頼できる人の情報か」、「そこに根拠はあるのか」、「自分が経験して検証してみてどうか」等から情報を得て、様々な視点から物事を捉えられるようになっていきたいと思います。その中で村上先生からのお話はやはりとても貴重でした。また機会があれば他のお話も聞いてみたいです。

 

「特定保健用食品」や「機能性表示食品」という名称を知ってはいたものの、具体的にどこがどう違うのか漠然としていました。トクホについては科学的根拠が提出されて承認を受けているのだから、きっと効果は間違いないのだろうという認識でしたが、実際の試験結果を詳しく見ると有意差はあるけれど効果があると言っていいのか悩んでしまいそうなものもあると初めて知りました。

 

ファイトケミカルに関しては目から鱗でした。身体によい影響を与えているのだから、そ のものが良い働きをしているのかと思いきや、生体の防御反応が出ることで結果的に好影 響が表れているなんて...。初めて耳にしたホルミシスという概念とあわせて考えると、生物 はなんと上手くシステムが構築されているのだろうと感心するばかりです。ファイトケミカルよりも「異物」と強く認識されてしまう毒性物質であっても、毒としての影響が出ない程度のごく微量を摂取し続ければ実は強い身体が作られるのでは、なんて考えも出てきてしまいます。物語の中で、小さなことから少しずつ毒を摂取して毒に耐性をつけているなんて設定も見かけますが、実際そのようなことが行われていたなら、その人はどのような変化が起こって耐性がついたのか、他にどんな影響が出ているのかと、今までと違った目線でもお話が気になってきそうです。

 

コラーゲンが他のタンパク質に比べて美容に効果があるということを全く信じられずにきましたが、今回ヒドロキシプロリンの存在と、「コラーゲンが分解されたと誤認されている」という仮説をお聞きして、それならばあり得るのか...と認識を改めました。しかし、それでも未だに懐疑的です。他のタンパク質、あるいは アミノ酸の摂取とどの程度の違いがあるのか等、既に論文で示されているようでしたら読んでみたいと思っています。

学問小話(研究紹介)

プレスリリース資料(09/13/2023)

プレス配布資料確定版.pdf
PDFファイル 1.5 MB
研究紹介
(公財)浦上食品・食文化振興財団設立30周年記念誌より抜粋(許可を得て掲載)
浦上財団2016.pdf
PDFファイル 2.6 MB
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